夜のテンション あなおそろしや

原稿に行き詰って
10さんが絵を投げてくれたのでちょっと妄想した
とゆーか深夜になにやってんだ私達





以下妄想
メッセの文章なので物凄くリアルタイムです(でもちょっと今弄った)
韻とか全然気にしてない上、普通にちゅーしてます(え)


くくちの一人上手、とゆー話から発展し、
三郎も一人上手してたらいいよねって方向になりまして

兵助も三郎も、ホントはお互い好きな事に気付いてるんだけど
言えなくてかわらない関係に悶々して
自室で互いを思ってひとりえち

でもお互いそんな事
顔あわせてもみじんもださない


「・・・お早う」
「・・・はよ」

みたいなちょっと気まずい空気


そして夜
三郎の部屋へ意を決して訪れる兵助
調度三郎が一人上手真っ最中で
ついうっかり兵助の名前を呼んでしまった瞬間


「へ・・・すけ・・・ッ」


スパーーーーン(障子勢い良く開ける)



つかつかつか


ぎゅッ



ってなるよね、って所から話が^^^^




「な、え、おま・・・?!」
「三郎、私はお前を好いてる」


「は・・・はぁ?!!」
「だから、好いてるんだよ」


「ま、まてまてまて、とりあえず離せ夜着が汚れる・・・!」
「いいよ、汚れても」
「よ、よくない」
「いいんだ。・・・三郎、」
「・・・な、んだ」




「お前は?」




「なに、何が」
「お前の気持ちを聞いてない」


「わ・・・私は、雷蔵が」
「嘘だろ」




そうしてもう一度、
強く身体を抱きしめる。






「離せ、兵助」
「いやだ」
「お前、はな・・・」
「いやだ!」


言葉で強く遮ると、三郎は途端に口を閉じた。
近くで喉が上下する。




「三郎、お前の心は何処にあるんだ」
「・・・何?」


「お前の本当は何処にあるんだと聞いてる」
「・・・・・・っ」
雷蔵が好きなのもわかる。けれど恋慕の情とは違うだろう」
「・・・それは、」


「目を見ろ三郎」
「・・・うるさい」
「言えよ」
「誰が言うか・・・!」


「私を好きだと、言えよ」
「るっさい!お前なぞ俺は好きじゃ・・・!」






手が震えて
声も震えて




それでもなお、お前は 私を離さない。








「はは、俺に戻ってる」
「うう、うるせえな・・・!」
「三郎、お前はわかりやすいんだよ」
「・・・なにが」


「そんな顔で言ったって、駄目だ」
「これは雷蔵の顔を模しているんだ、雷蔵なら・・・きっとこうする」
「しないよ、雷蔵ならとっくに殴ってる。あいつは案外手が早いし、それに」






まじまじと、雷蔵を模した顔を見た。


三郎の変装にはいつも恐れ入る。
完璧な模写、それはもう六年生をも凌駕する腕前だ。








そんな彼の
唯一の、本当。






「お前は動揺すると自分を“俺”と呼び、僅かだけれど、眉間に皺が寄るんだよ」
「・・・!」















そうして私は、
有無を言わさず唇を塞いだ。


不意打ちに
大きく開かれた瞳が 物言いたげに此方を凝視して、


そのままゆるりと瞼を下ろしてゆく。








噛み付くような口吸いにくぐもった声をあげ、三郎は私の髪を引いた。


「・・・・・・っは、苦しい、だろ・・・!」
「悪い、止まらなくて」






「畜生・・・お前のせいだからな!」
「なに、その涙目が?」
「ちがう阿呆!色々・・・色々お前のせいだ!」
「なんだよ」
「俺は、雷蔵が好きだった、好きだと思ってた、のに」
「何言ってる、お前は雷蔵も好きだろ。・・・ただ違うのは、三郎」
「あ、」




もう一度、口吸いをした。
今度は上手くやろうとして、結局失敗に終る。


「い・・・てえ、阿呆!」
「悪い、どうも止まらないんだよ」




指の腹で 濡れた唇に触れた。
乱れた夜着に、濡れた唇は一層栄える。


ああとても、




とても愛おしい。








「・・・さっきの話だけど」




真っ直ぐに三郎を見て、私は口を開く。




「私と雷蔵への違いは、お前がこういった事をしたいと望むかどうかだよ、三郎」









「・・・てる」
「何?」




小さな声で呟いて、


「そんな事、わかってる」




今度は 三郎から、口吸い。




心の臓が 止まるかと思った。






「さぶろ・・・」
「私が色恋に惑わされるなんて、狂気の沙汰だぞ」


「うん、わかってるよ」
「・・・くそ、笑うな兵助」


















なんかこんな^^^^
絵は10さんです笑